ハラヲククル

 

冷蔵庫のドアをあけてから

なにを取り出そうとしたんだっけ と

ついぞ

笑ってしまう回数は

忘れてしまうにかぎる

 

カップに熱湯を注ぎ

テーパックを落として蓋などして と

数時間も蒸らしてしまった 

その渋さをご存知だろうか

もはや

ミルクも歯が立たない

最初こそ事件だったが

慣れとは恐ろしいものだ

して

あらかじめ

同じ失敗を予想しているにもかかわらず・・・

たいしたものだ 

もはや達人の域だ

 

買物には品目のメモは必須だ

もしも

自分自身に見栄でもはって

脳中に刻んだようにでも自惚れた日にゃ

いらんものしか買ってこないという

初めてのおつかい以下の成果しか期待できない

メモを持っていても

仕損じるわけで

スーパーで指差し確認をするようになった

おじさんを見かけようとも

明日はわが身と 見逃して欲しい

そんなもんだ

パソコンが立ち上がる頃には

何を書こうとしたのか

当然忘れているわけで

よって起動するまではなんも考えん

んだから こんなである

 

                         T.ARA

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