我がものと思えば軽し笠の雪

 

冬将軍たぁ

ロシアの厳冬における、ナポレオン敗北に由来する

ちぃとばかりお洒落な、サムサタトエらしぃ

しかし

冬の戦いは厳しいってことにゃ違いなく

ほんに今シーズンは辛うおますわ

 

とぼけたことを封じこめちゃうような

いけないことを閉じこめちゃうような

・・・ この幽閉感とでもいうか

墨汁で和紙に向かいたくなるような

幽玄とか、余情とか、心語ばかりがうかぶような

だなぁ

リ・ボーンのための洗礼に思えてくるやねぇ

辛かねぇ ・・・ うまれかわるって(苦笑)

 

ただでさえ

寒いって、ひとを真面目にしちゃうのかしらん

アウトローな発想がちーとも湧いてこないっ

強盗を企ててるひとだって

このサブさにゃ、ナイフを磨くことさえ億劫だろうよぉ

 

いろいろと雪の精です、雪のせい

精のせいで、いろいろが去来してやんなちゃいます

しかも、忘れたかったことばかり 、、、雪のせいで再来しとります

それを蔑ろにして、先にゃ進ませないよと云わんばかりに

だねぇ、東京もんなんかにゃ、縁遠いトアイアルがあるんやちゃねぇ

 

うう

修行は馴れちゃいけないね、その都度厳しく我を知らねば

詩とし

     詩世界のしんしんは浄化の横模様に

     死世界のしんしんは鎮魂の縦模様に

     そんな気配なんだよ

                            T.ARA

 

「我がものと思えば軽し笠の雪」への1件のフィードバック

  1.  何言うとるがいね。昭和38年にゃ、アノラック着て、ぶかぶかのカッパズボン履いて毛糸の帽子かぶって幼稚園カバン下げて、玄関の引き戸開けたら、雪の階段上って、みんなの家の小屋根の高さになってる道を一人で黙々と歩いて、だるまストーブの焚いてある幼稚園まで行っとったわいね。屋根のつららなんか手伸ばしたらすぐに届くから、どんだけでっかいのを取ったかで優劣が決まったわいね。毎日歩いとる道の高さが、だんだん低くなって、玄関の前に作った雪の階段が2~3段になったら、もうすぐ春やいうことで、冬ちゃ、そんなもんやと思って、みんな生きとったがいけど、今はほんまに様変わりして、すっかり便利に慣れてしっまったちゃ。あかんね~ わぁははは。

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