とじた瞼を
ホップのスクリーンにしてしまうように
ふりそそぐ、太陽
ときおり
綿菓子が影をつくることにさえ
こころがゆるんでしまえば
ああ たゆむ
そして
流れつづける水音さえ
そのけなげさゆえ
有音を無音にみまがうように
ほんのりと、夢ごこち
おおきなながれに身をまかせているようで
とまっているような うごいているような
ああぁ たゆむ
やれ 野次だ
やれ 憲法だ
やれ 薬だ
空だって あんなに大泣きして訴えているっていうのに
騙らぬようにぃ
T.ARA