dracin

 

いずれ

ときはなたれそうな危うい予感は

いつだろうと

だれだろうと

脈絡もなく不意をついてくる

 

その無自覚すぎた理性の心許なさに

いつだってそうだったにも拘らず

だれだってそうだったにも拘らず

恰もはじめてのように

・・・ とまどう

 

くりかえすことで

いつしか

うらおもての比重は

本性だけが支配するようになり

理性への期待は、淡く、脆く、儚く、

それはいったいなにを雌伏してアイデンティティを失うのか

 

暗闇のさきに

漂白 、放浪 、、 風来 、、、 無頼 、、、、

 

かくも薄情なデラシネ が

 

 彼岸花

        曼珠沙華

                        T.ARA

 


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