ココロアラタマル、朝

 

もう

しませんから

許してくださいってくらいに

お清めの粒に

世の中が埋め尽くされまして

んだ

これを閉塞ととるか

戒めととるか

気象情報ととらえるか

ヒマンジは迷うことなく

ふたつめを選択するわけで

冒頭にプレイバックするわけであり申す

 

白すぎる朝は

夜明け前から

ことのほかにぎやかだ

オレンジに発光する除雪車の往来

おいそれと発進できない車のキュルキュル

御遣いは

ただ、シンシンと

ただただ、しなやかなのに

おっと しなやかな侵略者 

おっとっと 融けようのないピコ太郎 

 

やまない雪はない

そのポピュラリティーからか

そのてのなぞらえからは洩れているが

まじ

やむってシステムがあってよかった

どこかにあるけ?

降りだしたらやまない雪の物語!?

まさか

ハンス・クリスチャンの仕業かいな

どこぞ世界の片隅には

このままホワイトニングして欲しいと願う

宗教集団もあるようだが

まじ

やんでよかった

北からは苦言を浴びされかねないが

 

もう

しませんから許してください って

ここらの人は思ったにちがいないくらい

ココロアラタマル朝にございました

からの

まるで

空からお許しがでたような

この陽射しったら

飴と鞭という、あれ 

ラプソディ・イン・ブルーのアウトロがアレそっくりで驚いた

                        T.ARA