仏蘭西伊太利回顧録

 

問われても

即答できない暦52年ちょい

もしかしたら

パルメザンとタバスコ由来の

あれこれが好きなこと

わかるのに半世紀もかかった

俺ってまさかのある意味、鈍体っ!?

・・・ったく

 

きっと

昭和の3/4くらいだから

HEINZのホワイトソースなんてのが

合衆国から上陸する前のこと

ミルクに小麦粉になんちゃら混ぜて

その、その、のばし方が、、騙し方ぁ

ま、俺がやったわけじゃないがね

 

して

電子レンジなんてのは高嶺の花

私の記憶が正しければ OH!あの声ふたたび!!

当時の普及率は10%に満たない と、おんもう

 

時は横浜がブルーライトに染まり

天◎真理を可愛いと信じて疑わなかった、いい時代

我が家に鎮座ましましたのは

ビッグフェイスなガス・オーブン

どんだけ場所とんのよって

ダイドコ・スタジアム、欧州に占拠さるの図

 

ガスがボーッと唸りつづけて

ついにドッカーンっていきそうでも

出来上がりを固唾を呑んで待ったものだった

 

あんまり溶けなかったチーズに声援をおくり

散らしたパン粉の焦げ具合に目を光らせ

チリッチリ、、、聞こえてくるのは魅惑のスネア

 

なのだ

ようやくたどりついた (猿股失敬)

シャスデリな

グラタン de マカロニ なのだ

 

あれが

起源にちがいない

Piや、Pa で はじまるあいつらも含め

仏蘭西伊太利亜てきな

まぁ

いまさら初恋を紐解くような鈍感体質であるわな

むむむぅ

 

で、おっちゃんな

片手にレシピが溢れるこの時代になって

初めて挑んでみるわけだ

なー!?

 

                    T.ARA