音に
空耳があるように
みえるものにも
錯覚はつきものかもしれず
それを心得た上で
それを遊んでいるんだなと
写真を撮っていて
ちらり、思ったるする
記録の為の写真でない場合の話しだが
さながら
騙し絵のように
まっこと、十人十色
どうして
これがそうみえる!?
どうしたら
これをそう感じる!?
となると
そういう感覚を探りたくなって
おいおい
ただ、写真撮って満足しとけよと思いながら
呆れた性質であることよ
ただ
ひとがなにを好ましく感じるかは知りたく
どういう比較級のもと、これが良いとか悪いとか云うのか
ナビキ体質の民族の謎は解き明かしたく
んだから
その手掛かり集めに
自分なりの仕掛けをしたりはする、ごく当たり前に
して
趣味は趣味のままの方が良い と
その真意がようやく近づいたような、アラカン阿呆
そこだよね
とことんひとりよがりになりゃいいものを
時に不必要な客観性
それが誰のせいなのかは、わかっているのだが
未だ背けないという、この呪縛 (苦笑)
カメラを手にして、二年
ふと最近
ファインダーの中の別世界に魅入られる瞬間が
それこそ錯覚なんだろうけど
度々あるわけでないこの感覚
もしかして
本来の歓びってこれなのかなぁ と
いけないことは
それを覚えておこうとすることか!?
いつか、理屈じゃなくて
感覚で繋がりますように、あれとこれ
T.ARA